全棟構造計算の実施

アルファホームでは、すべての建物で許容応力度計算による構造計算を実施しております。通常2階建ての場合、建築基準法により義務付けされていないため、仕様規定かN値計算法によるものが一般的です。

許容応力度計算による方法で、柱一本一本にかかる力を計算し、一棟ごとに構造チェックすることによって確かな「安全性」・「経済性」に繋がる家造りを提案しております。

三防震

住まう人の安全を第一に、3つの防震技術で、信頼できる耐震性能をお約束します。

1. 耐震

耐震イメージ

FG-F工法の実大実験で、国内観測市場、最速値の阪神淡路大震災同等の地震波にて強さを実証済みです。熊本地震でも同工法住宅の損壊は皆無でした。

2. 減震

減震イメージ

摩擦方程式から生まれた減震ベース。専門施設で実証試験済み。減震金物のダブル(2段)ブレーキで300〜800galの加速度を減震します。

3. 免震

免震イメージ

スーパージオ工法での実証実験で最大 2,329 Galの揺れに対して、1,545 Galの減衰効果を確認済みです。

国内観測史上、最速値の阪神淡路大震災同等の地震波にて強さを実証

地震波のテスト

実際の地震を見据えて、本地震と余震を配慮し、連続で12回加震。耐力壁を減らしての実験も行い最終段階では耐震等級1以下の状態で震度7の加震を実施しました。
その結果、構造躯体に大きな損傷は全く見られませんでした。住む人の命だけでなく、住宅の財産価値も守られ地震後にも住み続けられることが証明されました。

監修・分析

大橋 好光 教授
東京都市大学工学部建築科 大橋 好光 教授

1983年~ 東京大学院博士課程修了
~1999年 東京大学建築科 准教授
2000年~ 熊本県立大学環境共生学部 助教授
武蔵野工業大学工学部建築学科(現在の東京都市大学)教授

FG-F工法について

木造住宅の次世代技術『FG-Fシステム』

FG-F法は「Future Generation = 将来の世代」を由来とします。
在来軸組工法に様々な「プラスα」を施した次世代技術により高い耐震性、耐久性を実現した工業化木造住宅FG工法の住まいがご家族の豊かな未来を育みます。

7つのメリット

間仕切りの無い
大空間プランを実現

間仕切りの無い大空間

FG-Fシステムの最大の特徴である門型フレームにより、間仕切りの無い開放的な空間の設計も可能。住まいづくりの夢も広がります

並列駐車できるい
ビルトインガレージ

ビルトインガレージ

狭小地でのビルトインガレージから、間口8mの大型開口ビルトインガレージまで実現可能です。

開放的なオープンスペースを持った
店舗兼住宅

開放的なオープンスペース

店舗兼用住宅の場合、2階の居住空間の構造性能を損なわず、1階の店舗に柱の無いオープンスペースを確保できます。

採光の確保

採光の確保

より広い開口部を得ることで、光や太陽光熱を室内の奥まで採り入れることが可能になります。

上空空間の利用

キャンティレバー

1階と2階で異なる柱の配置が可能となり、プランの自由度が高く、キャンティレバーと呼ばれる張り出しも最大1.82m(※構造計算による)まで伸ばすことができます。

狭小地での建築に対応

狭小地での家づくり

在来軸工法では難しい狭小地での家づくりや、3階建などの高層階の建築も可能です。

耐震補強・リフォーム・増築に最適

建築技術に適合しない建物の耐震・耐風補強に威力を発揮

リフォームの際、現在の建築技術に適合しない建物の耐震・耐風補強に威力を発揮します。

主な特徴

信頼できる耐震性能 FG-Fシステムでは、強度が明確な構造材(無垢材または集成材)の使用やCADに連動したシステムにより、邸別に高精度のプレカットを施し、変形のしにくさや壊れにくさの特性を数値と等級によって示した木材を使用しています。
通し柱の金物テックワンP3は木材の断面欠損を極力減らして強度を高めています。
さらに金物により仕口強度を向上させるだけでなく安全性にも優れており、高度なプレカットの技術にテックワンP3の強度や座金の補強を加え、耐震性・耐久性を高めています。
厳選された優れた構造材 FG-Fシステムは使用する構造材の選定から始めました。
木材の持つ弱点である強度のバラつきを事前に強度測定し、優れた木材(無垢材または集成材)のみを適材適所に使用しています。
これにより、高い耐震性や耐風性、ねじれや水平変形を防ぎ高い強度の住まいを実現する安全・安心設計を実現します。
耐久性と剛性を高めた頑強な床構造 在来工法を超える材積量が実現する骨太な構造。
1階は、床の荷重を支える大引が105×105mm、土台と大引に厚さ28mmの構造用合板を隙間無く直接釘止めした頑強な構造で、2階は、構造材を455mmピッチで組んだ床梁の上に、厚さ15mmの構造用合板とフロアの2重構造。
この床組と構造用合板により構成された「面」の構造が、地震や風圧などの力に耐え得る高い水平強度を実現しています
高耐震性を支えるのが基礎耐力 厚さ150mmの鉄筋コンクリートを打設して床下全面を覆う強固な基礎形式で、基礎全体が一体化したコンクリートベース盤となっています。
建物から加わる力を面全体で地中に伝えることが可能なベタ基礎は、地震時において信頼性の高い工法です。
金物が建物の変形を抑制 風圧による水平力、下から上へ屋根を突上げる吹上げ力。暴風雨時に猛威を振るう強烈な力に対抗する、高い水平剛性とバランス良く配置された耐力壁によるFG-F工法の優れた耐風構造。屋根を強固に緊結する接合金物や、サッシ周りの水密性を高める施工により、徹底した耐風性と耐水性を実現しました。
木材の弱点を克服する技術 木材は、ボルトで締め付ても、時間の経過や乾燥による収縮で緩む現象が起こります。これを座金のスプリングがクッションの役割を果たし、木材の収縮やひずみを吸収します。

スーパージオ工法について

スーパージオ(SG)工法は基礎下の土を高分子素材製のスーパージオ材料に置き換えて地耐力に見合った建物重量分の加重を減らすことで軟弱地盤に対応する地盤改良工法です。この土と置き換えるスーパージオ材は内部が空洞の為、液状化の原因である間隙水をその空洞に一時的に逃がす効果があり、液状化を防ぐことができ、東日本大震災時に浦安地区で実際にその効果が確認されています。

また、基礎と地盤の接点で地震の揺れを吸収する免震効果も期待でき、特にキラーパルスと呼ばれる共振現象をカットして建物に伝わる地震の揺れを軽減してくれます。

安心・安全の改良工事で快適な住まいを-スーパージオ工法
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スーパージオ工法を採用したスマート免震工法
PDFダウンロード [5.9M]